中塗りと上塗りの色は変えるべき?|外壁塗装|株式会社K’s

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株式会社K’sのブログを見て頂きありがとうございます。

 

外壁塗装を行う際にお客様から

『中塗りと上塗りの色は変えるんですか?』

というご質問を良くいただきます。

業者さんの中でも中塗りと上塗りの色を変えないと

いけないという業者さんもいらっしゃいます!

 

色分けを推進する理由として挙げられているのが

通常下塗り⇒中塗り⇒上塗りの3工程で塗装を行っていきますが

この工程を守らずに下塗り⇒上塗り1回の合計2回しか塗らない

手抜き業者がいてるので、素人の方でも分かるように

例えば、中塗りを茶色、上塗りを黒色などに色分けすることにより

素人の方でも塗り残しや意図的な手抜きに気づけます。

 

元々はマンションやビルなどの大型物件で

色々な職人がごちゃまぜになって作業する際に

手抜きを防ぐ為に始まったと言われています。

それを一般住宅でもこの手法が広まりました。

しかし、色変えはメリットが大きいと感じるかもしれませんが

デメリットの方が大きいのです!

 

色変えがダメな理由

■耐久性が悪くなる

色変えをすることで、中塗りと上塗りの密着が悪くなることがあり

耐久性が悪くなります。

また、色変えの為に中塗りに使用する材料を在庫を使い

その場で顔料を混ぜて色を作ったりすると

塗料が持つ本来の性能が落ちるので耐久性が悪くなります。

 

■無駄な費用がかかる

色変えで在庫塗料を使わない場合は新規で塗料を注文します。

塗料は、0.5缶で買うことができないので

色替えをすると、例えば中塗り2缶(実際に使用するのは1.5缶)

上塗り2缶(実際に使用するのは1.5缶)の合計4缶発注しなくてはなりません。

こうなると中塗り0.5缶、上塗り0.5缶分の塗料が余ってしまいます。

塗料には消費期限があるので開封すると早めに使用しなければなりません。

その為多く発注する分の塗料の費用をお客様が負担しないといけない場合があります。

 

■劣化してくると美観が悪くなる

チョーキング現象などの劣化がはじまってくると

表面の塗膜が落ちて中の色が出てくる事があります。

同じ色で塗装していれば中の色が出てきても目立つことはありませんが

中塗りの色を変えて塗装しているとムラになってしまいます。

 

これらを踏まえて色変えを行うことでおおきなデメリットがあることが

お分かりいただけたと思います。

また、塗料には“のぼり”といい硬化前・硬化後で色が違います。

熟練の職人さんであれば色変えをおこなわなくても

塗装しているか塗装していないかの判断をすることができます。

逆に色を変えないと判断できないということは

良い職人さんとはいえないかもしれませんね・・・

 

業者選びを行う際に本当にその説明が正しいのか

判断するのは難しいと思いますが

一度他の業者に相談してみるとまた違った答えが返ってくるかもいれません。

 

相談・点検・見積り無料でさせて頂いておりますのでお気軽にお問い合わせください♪

 

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